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    『KŪKAI ~空海密教の宇宙~』について

    『KŪKAI ~空海密教の宇宙~』は、総本山金剛峯寺が発行するムック本です。2018年から毎年1冊発売し、高野山が誇る、貴重な仏像や仏画などを誌面にて特別公開。また、弘法大師(空海)の教え、高野山の魅力、真言密教の神秘などをできるだけわかりやすく紹介しています。
     創刊号から第3号まで完売したため増刷。第2号は増刷分も完売しています。2023年に第6号をもって完結。2024年には写真家Kankan氏が16年間かけて撮影した写真を1冊にまとめた『高野山』フォトブックが販売されました。高野山(総本山金剛峯寺、霊宝館、大師教会)と全国書店、アマゾンなどで発売中!

    KŪKAI 特別編集『高野山』フォトブック 2024年9月発売

     2024年9月27日に発売された総本山金剛峯寺発行の『高野山』。この本は平成30年より毎年発行されている総本山金剛峯寺発行『KŪKAI』において、写真家Kankan氏が撮影した写真を中心にまとめた写真集(フォトブック)です。仏像写真を中心に、高野山の四季や奥之院、壇上伽藍の風景や年中行事の様子など美しい写真がいっぱいです。
     テーマは『感じる! 高野山』。眺めるだけで高野山にいるような、写真を通して感じる空海密教の世界。理屈では説明しにくい高野山の魅力を感じていただければ幸いです。高野山が初めての方にもオススメの本で、プレゼントにも最適!

    AB版128ページ/ソフトカバー/オールカラー
    価格 2,310円(税込)

    Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4866461330
    楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18004900

    KŪKAI 第6号 2023年10月発売

     表紙は高野山壇上伽藍・根本大塔の胎蔵大日如来。巻頭グラフは「高野山 塔頭寺院の仏像」特集です。恵果阿闍梨が開眼し、弘法大師自作という秘仏・南院の不動明王立像(波切不動)をはじめ、光臺院の仏師・快慶作の阿弥陀三尊立像など、秘仏や重要文化財の仏像も多数登場。巻頭40ページにわたり、仏像の大特集を組んでいます。
     第二グラフ特集は「女人高野の仏像」特集。室生寺、金剛寺、慈尊院、高野山・女人堂の「女人高野」を支え、女性たちの信仰や歴史を見守り続けた諸尊を掲載しています。また、記事の特集は「同行二人~私の四国遍路」。高野山真言宗僧侶5人が体験した歩き遍路をはじめ、29ページにわたり、お遍路の魅力を伝えています。

    AB版112ページ/オールカラー
    価格 1,100円(税込)
    Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4866461128
    楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17674211/

    KŪKAI 第5号 2022年10月発売

     表紙&巻頭は、金剛三昧院の五智如来像(重要文化財)・金剛界大日如来。金剛三昧院の多宝塔(国宝)も掲載。鎌倉時代の高野山について、日本中世史に詳しい山陰加春夫・高野山大学名誉教授にお話をお聞きしています。
     もう一つの特集が、弘法大師の直筆といわれる「聾瞽指帰(ろうこしいき)」と、平安時代中期の制作といわれ、恐ろしい憤怒相の「五大力菩薩像」。高野山の二つの国宝を公開しています。解説は大森照龍・高野山霊宝館長です。
     さらに! 大人気漫画『阿・吽』の著者であるおかざき真里さんに、弘法大師の密教世界をお話をいただくなど、内容満載の号になっています。

    AB版112ページ/オールカラー
    価格 1,100円(税込)
    Amazon
    https://www.amazon.co.jp/dp/486646092X
    楽天ブックス  https://books.rakuten.co.jp/rb/17315069/

    KŪKAI 第4号 2021年10月発売

     表紙&巻頭は、鎌倉時代の仏師・運慶作による八大童子立像の制多迦童子。不動堂(国宝)の元本尊である不動明王坐像(重要文化財)とともに、人気の八大童子立像(国宝)すべてを掲載させていただきました。霊宝館開館100周年記念大宝蔵展に合わせ、巻頭24ページで特別公開。
     また、奇跡の誌上開帳! 総本山金剛峯寺のご本尊・弘法大師坐像(秘仏)。ほとんど開帳されない弘法大師の御姿を掲載させていただきました。さらに、大師号下賜1100年記念法会 諡号奉讃会の模様や千住博画伯奉納 金剛峯寺障屏画「瀧図」「断崖図」も掲載。私たちが今後どのように生きていけばよいのかのヒントを、弘法大師の言葉や密教の教えから考察する記事ページも掲載。

    AB版112ページ/オールカラー
    価格 1,100円(税込)
    Amazon https://www.amazon.co.jp/s?me=A1RSU5E4UTGD06&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

    KŪKAI 第3号 2020年9月発売

     巻頭特集は『誰も知らない壇上伽藍』。新しい視点の根本大塔の大日如来、真言密教の極彩色が美しい金堂の脇侍仏。そして、今までほとんどメディアに載ることがなかった壇上伽藍(准胝堂、愛染堂、孔雀堂、大会堂、三昧堂、東塔)の諸尊を、特別な許可を得て撮影し、誌上で公開!
     そして、霊宝館に収蔵されている仏師・快慶作の四天王、深沙大将立像、執金剛神立像(すべて重要文化財)も公開! また、難解で分かりにくい曼荼羅を、高野山大学文学部教授・松長潤慶氏が、わかりやすく説明。平安時代制作当初の色彩で再現した貴重な「想定色平成再生版曼荼羅図」も掲載しています。

    AB版112ページ/オールカラー【2刷まで増刷】
    価格 1,100円(税込)
    Amazon 
    https://www.amazon.co.jp/s?me=A1RSU5E4UTGD06&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

    KŪKAI 第2号 2019年9月発売


     巻頭特集は、ふだん霊宝館に収蔵され、なかなか公開されない特別な仏様、孔雀明王(くじゃくみょうおう)像と諸尊仏龕(しょそんぶつがん)。熱狂的ファンが多い孔雀明王と、弘法大師が唐から持ち帰った枕本尊の諸尊仏龕という高野山屈指の名宝を、巻頭グラフページで20ページ以上を使って紹介します。写真は神社仏閣の写真で定評のある写真家、Kankan氏による全ページ撮りおろしです。
     また、総本山金剛峯寺の僧侶50人が選んだ、心に響く弘法大師の言葉を紹介。新しい時代を生き抜くためのヒントを学べる特集もあります。

    AB版112ページ/オールカラー【2刷まで増刷】
    価格 1,100円(税込)

    第2号は増刷分を含め、完売いたしました。

    KŪKAI 創刊号 2018年9月発売

     高野山のシンボル・根本大塔。ご本尊である胎蔵界大日如来を中心に立体曼荼羅を形成しています。しかし、立体曼荼羅は根本大塔だけではありません。じつは西塔にも立体曼荼羅があるのです。知られていないのは、西塔の内陣が非公開だから。この西塔の立体曼荼羅を巻頭18ページにわたり、圧巻のグラフで誌上公開しています。
     また、創刊号では知られざる奥之院の生身供の世界も紹介しているほか、一般未公開の僧侶の育成所・高野山専修学院の修行風景も紹介しています。発売1ヶ月で手元の在庫が足りなくなり、それ以降欠品が続いていた記念すべき第1号です。

    AB版88ページ/オールカラー【3刷まで増刷】
    価格 1,018円(税込)
    Amazon https://www.amazon.co.jp/s?me=A1RSU5E4UTGD06&marketplaceID=A1VC38T7YXB528