高野山霊宝館 開館100周年記念大宝蔵展

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開館100周年!「高野山の名宝」が特別公開

高野山霊宝館 開館100周年記念大宝蔵展
国宝「阿弥陀聖衆来迎図」三幅。

 高野山霊宝館が今年で開館100周年を迎え、「高野山霊宝館 開館100周年記念大宝蔵展」が始まりました。

『KŪKAI』第2号表紙と巻頭を飾った仏師・快慶作の孔雀明王像(重要文化財)、弘法大師が唐で恵果阿闍梨から授かった国宝・諸尊仏龕(しょそんぶつがん)をはじめ、弘法大師直筆の国宝「聾瞽指帰(ろうこしいき)など、高野山名宝の多くが展示されています。

「高野山始まって以来。もしかしたら、これからも開催が難しいと思われるほどの規模と質の展示会」とも言われ、11月28日まで4期にわたり、展示替えをしながら催されます。まだ先は長いので、無理のない時期にご来館されてください。詳しくは高野山霊宝館ホームページへ。
http://www.reihokan.or.jp

 また、今回は若い年齢層を含め、多くの方々にご来場いただきたいとの思いから、新しい試みの展示もされています。新館1室の展示テーマ「シン・快慶 霊宝館版: 愛」、そして新館2室の展示テーマ「シン・運慶 霊宝館版: 命」は、まるで宇宙空間にいるような、曼荼羅の一部になれるような演出。日本が誇る名仏師たちが考えた密教宇宙の美を、実際に体感してみてください。
 運慶作の国宝「八大童子立像」は、かつて不動堂に安置されていた元本尊・不動明王坐像とともに展示されていることも注目です。

【新館第1室、第2室 展示概要】
密教において、仏は大宇宙であり、すべての生命、そして私達人間、あらゆる生命は大宇宙の一部、その一員であると考えます。このことは、私達が生まれもって即身成仏、すなわち「生きながらにして、悟りに到り仏となれる」ことを意味しています。新館2室の展示は、国宝八大童子立像(運慶作)という文化財(仏像)をモチーフに、アーティステックな照明と高野山の読経や声明の音源とのコラボレーション演出となっております。この展示により、あたかも宇宙空間にいて、ご参拝、ご拝観者の皆さまが仏であるということ体感し、普段とは一層異なる拝観や鑑賞を楽しみ、束の間の癒しとなる時間旅行となれば幸いです。

Produced  by Team YanMaaaan

不動堂の元本尊・不動明王坐像と、運慶作「八大童子立像」
「高野山霊宝館 開館100周年記念大宝蔵展」に先立ち行われた記念式典。オープニングセレモニーの様子。



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